松田陣平

松田 陣平 (まつだ じんぺい) は、『名探偵コナン』に登場する刑事。番外編『名探偵コナン 警察学校編 Wild Police Story』のメインキャラクターでもある。

背景 編集

元警視庁刑事部捜査一課強行犯三係^[1]。

3年前に警視庁捜査一課に配属されてきた孤高の刑事。佐藤美和子警部補とは両想いだった模様。手先が器用で携帯電話でメールを打つのが早い。どことなく風貌が高木渉巡査部長に似ており、高木が変装のためにカツラを付けた姿が松田にそっくりだった^[1]。

強行犯係に来る前は警備部機動隊の爆発物処理班に所属していたが、爆弾事件で親友の萩原研二を亡くした為、爆弾事件を担当する特殊犯係に転属を希望するも、頭を冷やすようにと強行犯係に回された。その荒っぽい態度や周りの言うことに我関せずの態度は佐藤刑事をはじめ周りの刑事たちから反感を買う。そんな中でも一人で必死に爆弾魔を追い続けるが、転属されてわずか一週間後に親友の無念を晴らすことなく、爆弾魔が仕掛けた爆発物の場所を突き止め、爆発物から人々を守るために殉職する^[1]。その後は主に佐藤の回想に登場する。

幼い頃、プロボクサーだった父の丈太郎が、殺人犯として誤認逮捕された (後に容疑は晴れた)。丈太郎はそれが原因でタイトル戦に参加できず、何も上手く行かなくなり、ボクシングをやめてしまった^[2]。陣平はそのことで警察を恨んでおり、同期の降谷零には、警視総監を殴るために警察官を志したと語った^[3]。警察学校には、面接の評価は悪かったものの、高い知識と技術でそれをカバーして入学した。しかし、教場の鬼塚八蔵教官には、「傍若無人で協調性の無さは致命的」と言われていた^[4]

人物 編集

協調性が欠けており、喧嘩っ早いため、警察学校では、真面目な降谷零と対立して殴り合いの喧嘩をしていた^[4]。また、萩原研二には「分解魔」と言われており、メカや爆弾の解体に詳しいものの、勝手に試射用の拳銃を解体してしまうなどの面がある^[2]。刑事になった後も、聞き込みでの態度の悪さを佐藤美和子警部補に指摘されていた^[1]。

呼称 編集

人間関係 編集

萩原研二 編集

萩原研二は、警察学校の鬼塚教場の仲間で、特に親しかった^[4]。卒業後は同じ爆弾処理班に配属された^[1]。

降谷零 編集

降谷零は、警察学校時代の鬼塚教場の仲間。当初は対立していたが^[4]、鬼塚八蔵教官を命の危機から救う際に協力し、その夜にはお互いに警察官を志した理由を語り合った^[3]。零に爆弾の解体方法を教えたのは松田である^[6]。

伊達航、諸伏景光 編集

伊達航、諸伏景光は、警察学校の鬼塚教場の仲間^[4]。

佐藤美和子 編集

家系図 編集

詳細は「松田家」を参照

ノート: *は故人を、*2は生死不明を意味する。

松田丈太郎*2

松田夫人*2

松田陣平*

名前の由来 編集

名前は松田優作とジーパンから。

出典 編集

関連項目 編集

• 人物
• 警視庁